12月21日、横浜市議会にて行われた「高校生の市会訪問」へ参加してきました。
このイベントは、高校生が議事堂見学や市会議員との意見交換を通じて政治や社会への理解や関心を高める目的で開催されているものです。
今回は外部講師としてお声がけいただき、主権者教育の授業「笑える!政治教育ショー」を30分の特別バージョンで実施しました。
たかまつは横浜市出身。「地元で仕事ができるのは嬉しい」と開始前から胸を踊らせている様子でした!
また、会場は議事堂。横浜市としても初めての試みとのことで、我々も自然と新鮮でわくわくした気持ちになります。
格式のある議事堂での開催に、高校生の皆さんも緊張感がありましたが、聞き手としてご出演頂いた三拍子さんの軽快なトークに、次第に楽しい雰囲気に変わっていきました!
「社会を変えるためにできること宣言」では、手を挙げてくれた3名の高校生に演壇に立って発表していただきました。
「ヤングケアラーが多い現状を変えるべきだと思うので、政治家と会って議論したい」
「周りの大人が深夜まで働いていることを改善するため、政治家に相談したい。なぜなら自分の親が毎日ヘトヘトで心配だし、自分も将来教員になりたいが、仕事の多さを見ていて不安に感じることがあるから。」と熱く思いを語ってくださいました。
イベントの後半は、「高校生と市会議員との意見交換」。弊社も見学させていただきました。普段は主権者教育の授業を受けてすぐに議員さんと直接話せることはないので、非常に貴重な機会です…!緊張する高校生が多いかと思いましたが、みなさん積極的に質問をしていて感銘を受けました!
−当日実際に高校生が議員さんに質問していた内容−
「災害に備えたいが、高校生だからこそできる備えはあるか。」
「学校の授業や自宅学習でタブレットやスマホを使うことが増えている一方で、スマホ依存も進んでいると思う。むやみに授業でタブレットを導入するのはあまり良くないのでは?」
「女性議員がとても少ないのはなぜ?何か対策はしているの?」
「歩道がとても狭いので危ないと感じることがあるが、広くしてもらうことは可能?」
「バスの本数を増やすのはなぜ難しい?」
「制服が高くて負担が大きいが、これも議員さんにお願いすれば解決できる?」
「動物の殺処分について、横浜市ではどのように対応している?」
「将来市議会議員になりたい。議員になって良かったと思うことは?」
参加された市会議員も、同年代のお子さんを持つ方が多く、若者に寄り添う姿勢を感じました。政治家に相談してみるのも社会を変える方法として非常に有効な手段です。今回の経験が、どうすれば自分の抱えている課題が解決できるのかを考えるきっかけになったのではないかと思います。
弊社は、若者へ「社会は変えられることを伝える」こと、そして実際に「社会を変える成功体験を提供する」ことを目指し、主権者教育を実施しています。
今回の市会訪問のように、政治との距離を縮め、興味を持てる機会の提供はもちろん、そこから一歩進んで実際に高校生が政策を提言したり、条例化されたり、というような「成功体験の提供」ができるようになると素晴らしいなと思いました!
参加頂いた高校生のみなさん、横浜市職員の皆様、ありがとうございました!!
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