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執筆者の写真笑下村塾

高校生が作ったラップ動画が39万再生突破!「子宮頸がん」の予防啓発イベントでの発表を取材しました

こんにちは、笑下村塾スタッフの栂です。

11月30日、「Hellosmile in Sanrio Puroland 2024」というイベントに参加してきました! このイベントは、20代から30代の女性に増えつつある「子宮頸がん」の予防啓発を目的としたプロジェクトで、毎年11月の「子宮頸がん予防啓発強化月間」に合わせて開催されました。


高校生が知事へ提言し実現したラップ動画!



会場はサンリオピューロランド。その中で、2023年度の群馬県高校生リバースメンターである、ゆいさん、みかこさんによる子宮頸がん予防啓発ショート動画の紹介がありました。


このショート動画は、群馬県の高校生たちが群馬県知事に政策提言を行う「高校生リバースメンター事業」を通じて生まれた取り組みの一環で、若い世代に向けた重要なメッセージが込められています。二人は、日本のHPVワクチン接種率の低さに問題意識を抱き活動を始めました。この問題に広く伝えるべく、若い世代に響く方法としてTikTokを活用した「子宮頸がん予防ラップ動画」を提案しました。


群馬県とTOKYO FMの協力によって制作されたこのラップ動画は、子宮頸がんやHPVワクチンに関する大切な情報を、ポップな音楽とキャッチーな振り付けで分かりやすく届けています。その親しみやすさとユニークなアプローチが話題を呼び、なんと39万回を超える再生回数を記録。さらに、日本民間放送連盟賞で優秀賞を受賞するという快挙を成し遂げました。


TikTokの動画はこちらから↓


この動画は、ただの「啓発」にとどまらず、多くの人々に行動を促すきっかけにもなっています。今年7月には、群馬県高崎市で「全国初」となるショッピングモールでのワクチン接種が実現しました。この取り組みもまた、高校生リバースメンターたちが提案した「ワクチン接種へのアクセスを広げる」というアイデアが形になった成果のひとつです。

若者たちが自らの声で社会を変える力を見せてくれたこの活動。そのひたむきな情熱と行動力が、未来に向けた確かな一歩を刻んでいると感じます。彼らの思いが詰まったラップ動画を通じて、私たちひとりひとりが自分の健康や命について考える機会を得られること、それ自体がとても素晴らしいことだと思いませんか?

 これからも、二人の取り組みがさらに多くの人々に届き、子宮頸がんやHPVワクチンへの正しい理解が広がることを心から願っています。若者の力が社会を動かしている、そんな希望を感じる素晴らしい発表でした。



© 2024 SANRIO CO., LTD. APPROVAL No.P1612051

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