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  • 執筆者の写真笑下村塾

リバースメンターの高校生が8bitNewsに出演しました!

 こんにちはスタッフのとがです。たかまつななが元NHKキャスターでジャーナリストの堀潤さんに、8bitNewsにお招き頂きました!実際に参加した高校生3人をゲストにお招きし、今何を思うのか?インタビューして頂きました。



リバースメンターとは?
高校生が首長の相談役となって、政策に若者の声を反映させるために行う取組です。リバースメンターとなった高校生は自身のテーマを現役官僚やコンサルタントからアドバイスをもらい、国内・海外の事例を調べ問題意識を深堀りして、アイディアを磨き、首長に直接プレゼンで熱い思いを伝えます。ワークショップではテーマの構造化や海外国内の事例の調査などで新たな視点でテーマを掘り下げる力を養います。その他、知事からの相談に直接乗って意見交換をする場にも参加をして、思いや声を県に届けます。


群馬県リバースメンターの様子


古賀リバースメンターの様子


「eスポーツで世代を超えたコミュニティ作りをしたい」倉林虎輝さん

「eスポーツで世代を超えたコミュニティ作りをしたい」というテーマで2023年度の「群馬県高校生リバースメンター」として参加して下さった倉林虎輝さん。プレゼンでは知事と一緒にスイカゲームもプレイ。eスポーツイベントの開催に携わりました。開催の手ごたえを聞かれた倉林さんは「お年寄りから小さな子どもまで、さまざまな年代の方々が来てくださり、健常者の方だけでなく、身体障害のある方々にもご来場いただきました。eスポーツを通じて、みんなが楽しめるイベントになったのではないかと思います。」と実感を話してくれました。


「将来にこの経験をどう活かしていきたいか」という質問には、「現在は高校生という立場なので、どうしてもできることに限りはありますが、それでもeスポーツを広めていき、これからも活動を続けてみようと思っています。大人になったら、もっと自由にできるようになったら、群馬県に何か還元できるイベントを開けたらいいなとも考えています」と話してくれました。



「生理の貧困を解決、そしてストレスゼロの生活へ。」荻野 百世さん、齋藤 花ノ舞さん

 もう一組のゲストは、荻野 百世さんと齋藤 花ノ舞さん。今年2024年の「群馬県高校生リバースメンター」です。8月に知事への提言を終え、関係課の皆さんとの協議を二人は始めたところです。生理の貧困を解決して、そしてストレスゼロの生活をというテーマで取り組んでいます。部活の顧問が整理への理解がなく、練習を休めなかったり、傷ついた生徒もいたという現実を受け、それをどうにか変えられないか思い、活動することを決めて下さいました。



「どんなことを二人で日々話しているのですか?」という堀潤さんの質問に「生理の問題は、生理が軽蔑されることだけが問題でなのではなく、男性や周りの目が気になって、ナプキンを取り出してトイレに行きづらいという状況だとか、そういった問題も含めて、周りの人を傷つけないように気を配りながら、私たちは毎回二人で話し合っています。」「生理は全員が同じ期間ではないし、個々に違いがあります。だからこそ、生理に関する誤解があったり、正しく世の中に発信する際には、表現に非常に気をつけなければならないと話しています」とお二人。二人は高校生へのアンケートを実施しながら、同世代の声を集めながらプロジェクトを進めています。



実現するまでの過程が大事

「私達はまだ途中なんですけど過程が結構大事かなと思ってます」と荻野さん。「実現したいことを提言したその後の会議で何をどう進めるか、具体的な内容や様々な交渉が必要になり、それ本当にうまくいくかどうかがとても重要なんです」と話してくれました。




諦めずに工夫を重ねよう

「説明するときに、言い方を少し間違えると、相手に誤解を与えたり、変な印象を持たれてしまうことがあります。言葉選びはとても重要ですし、考えることがたくさんあります。それに、先輩(倉林さん)は話し方がとても流暢なので、毎日どんなことを心がけて話しているのか、ぜひ聞いてみたいです」と齋藤さん。


 先輩としてアドバイスを求められた倉林さんは「私が思うに、リバースメンターとしての役割はまず提言することが第一だと考えています。ただ、実際に政策を動かすのは県庁の方々ですから、まずは県の方々を信頼することが最も重要だと思います。そのためにも、提言する内容について徹底的に調べ、誰にも負けないくらい深く理解し、どんな質問が来ても対応できるように準備することが大前提です。いくら提言の内容が良くても、現実的に実行が難しい場合もあります。そういったときにすぐに諦めるのではなく、部分的に見直して新しい案を提案し続けることが大切だと思います。最初の提言が少し変わっても、ぶれることなく最終的に少しでも自分の提言が実現できるように工夫を重ねれば、県庁の方々はその分野のプロフェッショナルなので、任せて進めてもらえると思います。」と答えました。たかまつは「子どもの意見表明の考え方でも、必ずしも子どもの意見が通ること自体が重要なのではなく、意見が通らないときに大人がなぜ、だめなのかをきちんと説明してあげることがとても大事だと思います」と話しました。齋藤さん、荻野さんとも「難しいと言われたことも、もう一度一緒に話し合いながら提案してみようと思います」とうなずいていました。



最後に感想として、「リバースメンターの1期生として、私も県の方々と話すのは初めての経験だったので、わからないことも多かったですが、そうした経験を2期生の方々に伝えて、提言がどんどん良いものになっていけばいいなと思っています。また、この活動がどんどん続いて、群馬県だけでなく日本全体に広がっていけばいいなと考えています。まだ成果がどうなるかはわかりませんが、せっかくeスポーツの提言をしたので、群馬県がもっとeスポーツを通じて、大人も子どもも一緒に交流できる場を提供する役割を担っていけたらいいなと思っています」と倉林さん。


チャンスを活かして思いを伝える方法

「倉林さんやななさんとのやり取りを通して、自分が言いたいことを限られた時間でしっかり伝えることが本当に大事だと感じました。この活動を通しても、今日の出演でのやり取りでも、その大切さを強く実感しました。」と齋藤さん。たかまつは、「やっぱり機会というのは何度も巡ってくるわけではないので、30秒といった短い時間でもしっかり使って自分の思いを伝えることが大切だということは伝えてます。また、子どもを子ども扱いしないことも非常に重要だと思います。なったからには、やるべきことをしっかりやるべきだし、なれなかった子もいるので、特に生理の問題などは自分だけでなく、同世代の子たちが感じていることでもあるので、その代弁者としての役割も果たしてほしいと思います」と答えました。


「学校の授業では知識をたくさん学ぶという感じですが、ななさんの授業は私たちに可能性を最大限に示してくれて、実例も交えながら『私たちにもできるんだ』と強く実感させてくれました。それが本当に嬉しかったし、ななさんはとても尊敬できる大人だなと思いました。」と嬉しい言葉も頂きました。


群馬県リバースメンター2024、古賀リバースメンター2024はまだまだ継続中です。ぜひこれからも応援してください。


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