こんにちは!スタッフのサカイです。
今年の四月、「こども基本法」が施行されました。それにより、国や自治体は子どもに関する政策を決めるときには必ず子どもに意見をきくことが義務付けられました。
そんな中で注目されているのが「若者議会」です。「若者議会」とは若者たちが自分たちの暮らす地域について予算提案権を持ち、予算の使い道を若者が自ら考え立案する議会のこと。今回は海外の事例も紹介しながら、国内の取り組みにも焦点を当てていきたいと思います!
海外の「若者議会」
高校生が広告を規制!?ーイギリスの場合ー
イギリスの若者議会のメンバーであるデヴさんはジャンクフードのオンライン広告について「高校生の健康を害する」と考え、首相に規制を求める公開書簡を提出しました。それにより、イギリスではジャンクフードに関する広告規制が追加されました。
このように、高校生が国を動かしているんです。
スケートボード場の建設を提案!ーフランスの場合ー
フランスでは青少年議会という若者による議会があります。議会では、スケートボードの建設を提案し実際に議論されていたり、LGBTについて学生向けのワークショップを開催したりするなど、若者による活動が活発に行われていま
す。
国内の「若者議会」の取り組み
1000万の使い道を高校生が決める!?ー愛知県新城市の場合ー
愛知県新城市では条例で若者議会が定められています。そして驚くべきことに、市の予算のうち、最大1000万円の使い道を決められる、と制定されているんです!
高校生の意見で県が対策チームを設置!ー群馬県の場合ー
群馬県は弊社笑下村塾と共同で知事への提言会を行なっています。
提言会では、様々な意見が届けられており、実際に県が動いているんです!
その中の一つに「自転車レーンの設置」があります。伊香保温泉の道路では転車事故が多いため、自転車専用レーンを作ってほしいという高校生の意見により渋川市は対策チームを設置。月一で若者を交えた話し合いが行われています!
若者議会で社会を変えよう
若者の声は社会でマイノリティーとなり、反映されにくい現状にあります。若者の意見を社会に届け、行動に繋げられる「若者議会」で社会を変えていきましょう!
ーーーー笑下村塾よりお知らせーーーー
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