Messages of support
応援メッセージ
笑下村塾は、たくさんの方々に応援していただいております。
下村 健一
慶應義塾大学特別招聘教授・元TBS報道局アナウンサー
政治の話はカタい、ムズかしい。
それは、教える人が《完璧に正確な理解》を求めすぎるから。
100点じゃなくてもいいじゃん、まずは大体わかれば!
と言うたかまつの良い意味での大雑把さが、笑下村塾の新しさなのだろう。
けど、この試みは結構ハラハラものだ。彼女もそこは意識して、
《とっつきやすさvs正確さ》の両立という至難の業に挑もうとしている。
そんな教え子・たかまつを、私は応援してみたい。
簡単にうまくいくとは思わないけれど、これは今絶対に必要なチャレンジだから。
本間 正人
京都造形芸術大学副学長・らーのろじー代表取締役
「お嬢様お笑い芸人で大学院生で会社社長」のたかまつななさんが目指すのは、
誰もが「素晴らしい教育を受けられる社会」。
つまらないお説教のような講義ではなく、笑いがあって、
しかも政治や行政のことを、自分のこととして考えられるようなステキな授業が、
これまで日本にはほとんど存在しませんでした。
しかし、決して不可能ではなく、工夫次第、指導者次第で可能なのです。
吉田松陰の松下村塾が、19-20世紀の日本のリーダーを輩出したように、
たかまつななさんの笑下村塾が、日本の若者が社会参加の第一歩を踏み出すきっかけを創り出すことを期待し、僕も全力で応援していきます。
上山 信一
慶應義塾大学総合政策学部教授
笑下村塾の「分かりやすさ」「面白さ」は、若者の投票率が低く、
また、暮らしと政治の間に距離が開きがちな
日本の政治を活性化する手段として秀逸です。
たかまつななさんは斬新なスタイルで、
しかし着実に日本の政治教育を引っ張ってくれます。
キャンパスで真摯に学ぶ彼女の姿を見てきたわたしは、そう確信しています。
野口 健
アルピニスト
たかまつななちゃんは野口健環境学校の第1期生で
最初に富士山で会ったのはまだ小学生の頃。
その後も何度もご一緒していますが、多くの参加者がいる中で
「おもしろい視点を持った子だなあ」という印象が強く残っています。
社会的なテーマというのは得てして伝えることが難しいものです。
そこに「お笑い」を活用するということは、
これは手段として素晴らしいアイデアだと思います。
18歳選挙権は良い面もあると思いますが、まだ社会に出ていない、
学校という世界で多くの時間を過ごしている学生にとっては
どうしても先生の意見に流されてしまうということも起こりがちです。
であるからこそ、ななちゃんのこの活動は、高校生が日頃から
社会や政治に関心を持つためのひとつのきっかけになると考えています。
鈴木 寛
東京大学教授・慶應義塾大学教授・文部科学大臣補佐官
若者が政治に関心を持ち、議論し、投票するようになれば、
日本は民主主義国家としての成熟に一歩近づく。
たかまつさんの活動は、それを
「テレビで活躍するお笑い芸人」と
「教員免許を持つ大学院生」という二つのユニークな立場から
推し進める素晴らしい活動だと思います。
これからのご活躍を期待しております。
清水 唯一朗
慶應義塾大学総合政策学部准教授
「お笑いで社会を変えたいんです」。
ずいぶん暑苦しい子が来たなと思ってから4年が経ちました。
4年目の奮闘の末、ついに彼女の肩書きから
「お嬢様」が消えました。
念ずれば通ずと人は簡単に言うけれど、
想いを実現するまでの道は険しいもの。
これからの道も応援してきます。
(追伸)大学院の研究も忘れないように。
北山 陽一
ゴスペラーズ
SFCの後輩に、お笑い芸人がいるよ、と聞いて「ほら、あのこ」と教えてもらった時。正直、また変な人が出てきたな、以外の感想はありませんでした。
外見のインパクトで満足して、ネタをみてみよう、とも思いませんでした
(失礼)
そして今、僕は頼もしさを感じています。
日本が民主主義国家であるために、みんなが政治に参加するために。
難しいと思われがちな政治の世界をわかりやすく、
面白く伝えるというとても大きな課題は、
一つの正解でどうにかなるものではないと思います。
その中で、お笑い、という芸の力を使い、
芸人という立場だからこそ見える世界、
出来ることを僕らに提示してくれるたかまつななという存在には、
新しさと清々しさを感じます。
前途多難かつ有望。
これからどんなものを見せてくれるのか、とても楽しみです。
こころから、応援しています。
社交辞令でなく、なんでも言ってください
堀 潤
ジャーナリスト・キャスター
「政治の話ができる、議論ができる環境をつくる必要がありますね」
というのは簡単なことですが、実際に実行に向けアクションする
ななさんのことを心から応援したいと思っています。
僕が太平洋戦争を経験した当事者の方々から
聞いた話で印象に残っているのはこんな話です。
社会の空気が変わっていくことに対して議論はできなかったのでしょうか?
という僕の質問に対し、当時百貨店で働いていた女性は
「政治や社会のことは、わざわざ家族で話合わなかったし、
学校や職場で自分の考えを述べようものならレッテルも貼られてしまうし。
それよりも、そもそも自分の明日の生活や将来の夢に向かって
日々を生きるのに精一杯でした」
「民主主義」の反対語は、「沈黙」だと思っています。
たかまつさんの試みに賛同します。